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スタートアップが全国紙に載るまでに、実際にやったこと
前回、「ローンチ前に、賞を取りにいった」という話を書きました。プロダクトが世に出る前に助成金コンテストに応募して受賞し、主催者の広告枠で読売新聞オンラインに載った、という話です。あれは、向こうが載せてくれる経路でした。 今回はその逆です。自分から届けるほうの話をします。 2026年9月11日の日本経済新聞に、私が共同創業した「スピーチリンク」というアプリが載りました。その1か月前、8月9日には朝日新聞にも紹介されています。 広告は1円も出していません。 やったことは、4月25日にプレスリリースを1本出しただけです。 そう書くと何かの裏技があったように聞こえますが、実際には地味な話です。ただ、いくつか意図してやったことと、完全に運だったことがあるので、分けて書いておきます。 なぜ4月25日だったのか ここがいちばん効いたところだと思っています。 4月25日は「失語症の日」です。「4(し)2(つ)5(ご)」の語呂合わせで、言語聴覚士の団体を中心としたプロジェクトによって制定されました。 私たちはこの日にアプリをリリースし、同じ日にプレスリリースを出し
tatsuyaishiwatari
9月14日読了時間: 4分


ローンチ前に、賞を取りにいった
このブログでは、経営とマーケティングの実務で自分が実際にやったことを書いていきます。うまくいったことも、そうでなかったことも。 2026年3月23日の読売新聞オンラインに、私の顔写真とコメントが載りました。 ケアテック・イノベーション・コンテスト2025の受賞者として紹介されたものです。主催は一般財団法人 篠原欣子記念財団、後援は厚生労働省。前日の3月22日に最終審査と表彰式がありました。 ただ、この話の肝は受賞したことではありません。応募した時点で、私たちのプロダクトはまだ世に出ていなかったということです。 応募したのは、ローンチの4か月前 応募したのは2025年の12月頃です。アプリをリリースしたのは翌2026年の4月25日。つまりプロダクトが存在しない状態で応募して、受賞してから世に出したことになります。 順番が逆だと思われるかもしれません。私もそう思っていました。普通は、作って、使ってもらって、数字が出て、それを持って賞に応募する。そういう順序を想像します。 でも実際には、その順序を待っていたら応募のタイミングを逃していました。締切は、こ
tatsuyaishiwatari
6月1日読了時間: 5分


手すりのメモと割引のメモ、12日間ぶん全部
連載「行けるところまで行ってみる」2025年編 ― 東京から船に乗って、12日間/番外編 この連載について 毎年この時期に、その年に行けるところまで行く旅をしています。2025年は東京からフェリーで四国へ渡り、瀬戸内を抜けて大阪・名古屋を通って帰るまでの12日間。全4回でお届けします。 第1回 徳島行きのフェリーに乗ったら、四国を一周することになりました(10/25〜28) 第2回 姫路で合流。頼ってみたら、遠くまで行けました(10/29〜11/1) 第3回 弥生から江戸まで歩いて、ひとりに戻りました(11/2〜11/5) 番外編 手すりのメモと割引のメモ、12日間ぶん全部 ← いまここ 本編の各回に散らばっていた「手すりのメモ」と「割引のメモ」を、ここに全部まとめました。 私は脳卒中の当事者で、右半身に麻痺があります。杖なしで歩けますが、階段や坂では左側に手すりがあるかどうかで難易度がまるで変わります。車は左アクセルに改造したものに乗っています。 同じような条件の方が旅の計画を立てるときに、少しでも役に立てばと思って書いています。訪問は2025
tatsuyaishiwatari
1月4日読了時間: 8分


弥生から江戸まで歩いて、ひとりに戻りました
連載「行けるところまで行ってみる」2025年編 ― 東京から船に乗って、12日間/第3回(11月2日〜5日) この連載について 毎年この時期に、その年に行けるところまで行く旅をしています。2025年は東京からフェリーで四国へ渡り、瀬戸内を抜けて大阪・名古屋を通って帰るまでの12日間。全4回でお届けします。 第1回 徳島行きのフェリーに乗ったら、四国を一周することになりました(10/25〜28) 第2回 姫路で合流。頼ってみたら、遠くまで行けました(10/29〜11/1) 第3回 弥生から江戸まで歩いて、ひとりに戻りました(11/2〜11/5)← いまここ 番外編 手すりのメモと割引のメモ、12日間ぶん全部 第1回で東京から船に乗って四国をひと回りし、第2回では姫路で家族と合流して、瀬戸内を東へ戻ってきました。旅も残り4日です。 ここからは大阪。歴史の中をまっすぐ歩くような一日があって、二人を見送って、そしてまた私ひとりで東京まで帰ります。 弥生から、古墳から、江戸まで 翌日は、大阪の南のほうを回りました。結果として、時代をまっすぐ下っていく一日に
tatsuyaishiwatari
1月3日読了時間: 8分


姫路で合流。頼ってみたら、遠くまで行けました
連載「行けるところまで行ってみる」2025年編 ― 東京から船に乗って、12日間/第2回(10月29日〜11月1日) この連載について 毎年この時期に、その年に行けるところまで行く旅をしています。2025年は東京からフェリーで四国へ渡り、瀬戸内を抜けて大阪・名古屋を通って帰るまでの12日間。全4回でお届けします。 第1回 徳島行きのフェリーに乗ったら、四国を一周することになりました(10/25〜28) 第2回 姫路で合流。頼ってみたら、遠くまで行けました(10/29〜11/1)← いまここ 第3回 弥生から江戸まで歩いて、ひとりに戻りました(11/2〜11/5) 番外編 手すりのメモと割引のメモ、12日間ぶん全部 第1回では、東京・有明からフェリーで徳島に渡り、高知・松山・しまなみ海道と四国をひと回りして、尾道で本州に戻ってきました。ここまでは、ひとり旅です。 ここから先が、今年の本来の目的地になります。姫路城、神戸、そして大塚国際美術館。そしてこの日から、妻と娘が新幹線で合流します。 前半とは、旅の色がまるっきり変わります。そして結果的に、こ
tatsuyaishiwatari
1月2日読了時間: 10分


徳島行きのフェリーに乗ったら、四国を一周することになりました
連載「行けるところまで行ってみる」2025年編 ― 東京から船に乗って、12日間/第1回(10月25日〜28日) この連載について 毎年この時期に、その年に行けるところまで行く旅をしています。2025年は東京からフェリーで四国へ渡り、瀬戸内を抜けて大阪・名古屋を通って帰るまでの12日間。全4回でお届けします。 第1回 徳島行きのフェリーに乗ったら、四国を一周することになりました(10/25〜28)← いまここ 第2回 姫路で合流。頼ってみたら、遠くまで行けました(10/29〜11/1) 第3回 弥生から江戸まで歩いて、ひとりに戻りました(11/2〜11/5) 番外編 手すりのメモと割引のメモ、12日間ぶん全部 毎年この時期になると、旅に出ています。今年もひとつ、まとまった距離を走ってきました。 先に少しだけ書いておくと、私は脳卒中の当事者で、右半身に麻痺があります。車は左アクセルに改造したものに乗っていて、運転そのものは問題ありません。歩くのも杖なしでいけますが、階段や坂では左側に手すりがあるかどうかで難易度がまるで変わります。...
tatsuyaishiwatari
2026年1月1日読了時間: 10分
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